廃棄食材から生まれる「エコ素材」って?
みなさまこんにちは。ぎりみです。
本日はいつもと少し内容を変えてちょっとエコなお話をしたいと思います。
みなさんは廃棄食材から生まれるエコ素材を知っていますでしょうか。
日本の食品ロスの現状
国民1人あたりの食品ロス量は1日約113gです。茶碗1杯分のご飯が150gほどなので、毎日茶碗に軽く1杯分くらいの食品を捨てていることになります。
さらに年間に換算するとなんと41kgになります。
農林水産省では食品廃棄物の抑制を呼びかけ、その上で発生した廃棄物を再生するなど、有効活用するように呼びかけています。
コーヒーの豆かすのリサイクル
リサイクルの一例としてコーヒーの豆かすを挙げましょう。
コーヒーの抽出後に残る「コーヒーの豆かす」には、かすと同量ほどの水分を含んでいるため、廃棄量は消費量のおよそ2倍の約86万トンにも及びます。
コーヒーの豆かすをリサイクルする上で注目されているのがコーヒー豆の「脱臭・消臭効果の高さ」です。
また、速乾性にも注目されているため、スポーツシーンやアウトドアでも活躍するファッションウエアなどにも活用されています。

タンブラーやノートなどにコーヒー粉を使用する際には、コーヒー豆かすならではの、独特の質感や風合いを演出することができるのも魅力の1つです。持っているだけでテンションが上がりそうですね。
このように、廃棄されている食材はその食材の特性を活かし、リサイクルされ新しい製品として蘇っています。
みなさまも街中で見かけたらお手にとってみてはいかがでしょうか。
また、なるべく食品ロスが出ない取り組みを個人でも行えるように意識しましょうね!